30代、未経験からITエンジニアに転職(その1)

30代でエンジニア転職なんて、遅い。無理に決まっている。そんな記事を目にすることは少なくありません。

しかし、30代後半でITエンジニアに未経験で転職した私の実体験から、声を大にして言いたい。

「確かに30代での未経験エンジニア転職は簡単ではないが、決して不可能ではない!!」

何をするにしても言えることですが、今この時が人生で一番若い自分です。

ここでは自己紹介がてら、私が30代後半でITエンジニアに転職した経緯をお話しします。

新卒で就職して何年かすると、「もっと自分に合う職場があるんじゃないか?」「ずっとこの職場にいていいのだろうか?」「もっと給料のいい会社に転職したい」と悩み始める方も少なくないかもしれません。

私もそう悩んだ一人でした。

新卒で就職した最初の病院で働いていた頃、漠然と「このままでいいのだろうか」と思うようになりました。生活に不安があったわけではありませんし、職場では面倒見のいい上司や先輩方がいて、職場環境に不満はありませんでした。

この職場は居心地が良い。ただ、もっと外の世界も知っておきたい。色々な経験をしたい。あわよくば給料も上げたい。。。(給料は決して高くなかったので)

転職するかどうかは別として、転職活動というものも経験しておこう。3年目の後半に思い立ち、「専門性を高めつつ、幅広い分野も経験できる」「給料を上げる」という2つの軸を決めて、試しに転職活動を始めました。

詳細は割愛しますが、いくつかの病院を受けるうちに、医療業界は思っていたより狭く、転職活動の闇の部分にも触れました。今思えば、いい経験をしました。笑

3年目が終わるころ、2つの軸にマッチする病院から内定をいただき、転職しました。

(国家資格ということもあってか、内定まであまり苦労はしませんでした。決して自慢ではないです。気を悪くした方がいたらすみません。。)

2つ目の職場では興味のあった部門で専従として働かせてもらえて、当直業務で幅広い検査(検査技師です)も経験できました。何より、色々な手当てや残業代等で年収は倍増しました。

検査技師の方々、病院によって給与特に手当はピンキリです。

そこで7年間従事するなかで、色々な業務やパワハラ(この辺りはいつか詳しく書きたい笑)や電子カルテシステムの入れ替えなどを経験しました。この電子カルテ入れ替えの時、担当のSEさんとのやりとりで、自分がいかにシステムの事をわかっていないか、ITに疎いか、さらに調べていくと医療業界のIT化の遅れが垣間見えて、「医療のIT化推進に関わる仕事がしたい」と思うようになりました。

そこからPCを購入し(当時は自分のPCすら持っていませんでした。。)、オンラインのプログラミングスクールで学習したり、企業サイトの模写をしてみたり、ITパスポート資格を取ってみたり、とにかく「これからはITだ!!」(何をいまさら、、笑)という感じでした。

しかし、独学だけではいつまで経っても実務レベルにはならない。ITの仕事がしたければそういった環境に飛び込んでみよう。と思い立ち、未経験からITエンジニアを目指して転職活動を始めました。

続く

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